メンズセルフカットの後ろの切り方!バックのセルフカット完全解説!

後ろのセルフカットの切り方

目次

バックのセルフカットの心得
後ろのバックセルフカットの準備
ベースカット
バリカンワーク
バランス調整


初めに、バックのセルフカットとは?

メンズセルフカットでなんと言っても一番難しいのが後ろのカットです!

何故なら、詳しく説明しなくても想像して分かる通り自分では見えない部分だからなのです! なので、最初はベースカットと言って長めの長さにして大まかにカットしていきます。これさえ覚えれば大体うまくいきます。

では、早速詳しく説明していきます。

後ろのバックセルフカットの準備!

まず、必ず後ろのセルフカットをすすめる段階で鏡で見て確認する作業が必要になってくるので、合わせ鏡で後ろ全体が見れる様な環境を作りましょう。

洗面台の鏡が扉式なら開いて後ろが見えるか確認してみましょう。三面鏡の購入をお勧めします。

ハサミとスキバサミ 百円ショップのものでも構いませんが、なるべく良いものを揃えましょう。

こちらのカットシザースを推奨します。

バリカンも必要です。

一個持っていれば、もみあげ、ツーブロック、髭にも使えるので必ず用意しましょう。 パナソニックのアタッチメント付きのバリカンを推奨します。

1、ベースカットで全体の長さを整える

一番最初のこのベースカットが一番重要で、難しいのでしっかりと説明していきたいと思います。

後ろセルフカット

指間刈り(しかんがり)と言って毛束を人差し指と中指の間で挟んでカットする技術を使います。

感覚で3センチ程度の長さの毛束を挟んで後ろ〜右耳上、後ろ〜左耳上までを長めにカットして全体のおおよその長さまでカットします。

バックのセルフカット

1、少し髪が濡れた状態にします。(毛束を分け取りやすくして、ハサミでカットしやすくする為です。乾いている状態だとカットしにくいので少し濡らしましょう。)

分けとったら、指の間から出た部分を指の付け根からカットしましょう。

※自分の指を切らないように注意しましょう!

メンズ後ろのセルフカット

2、耳上まで床と水平に横に移動していきながら、同じ長さになる様にイメージしながらカットしていきます。

3、カットラインをぼかす為にスキバサミを同じ容量で入れていきます。ベースカットをするとハサミで切ったらぶつ切りみたいに跡が残っている状態なのでそれを軽減する為です。

後ろのセルフカット

イメージで、ベースカットよりも1センチから2センチ短く切るようにカットしていきます。

最初に行ったベースカットの同じ要領で、後ろ〜右耳上、後ろ〜左耳上までバック全体をセニング(スキバサミで)カットしていきます。

ここで、一度合わせ鏡で後ろを確認してみましょう。

2、バリカンで長めにカットする。

※(12mm~9mm推奨)※絶対に3mm,6mmミリは使用しないこと。

後ろバリカンでセルフカット

次は、ベースカットでハサミで切った部分より下の襟足をバリカンで短くカットしていきます。

ここで注意したいのが長めのアタッチメントを使用してカットすると言うことです。長めにカットする事で、短く切り過ぎてしまい失敗するのを防ぐ為です。

また、絶対に3mm,6mmミリは地肌が白く見えてしまう難しい長さなので、最初のバリカンの工程には使用しない様にしましょう。

バリカン後ろのセルフカット

バリカンを入れる時も逃すように(スクリュー)を入れてカットしていきましょう。逃す様にバリカンを入れると自然と綺麗なグラデーションを入れることが出来るので全体の仕上がりが綺麗になります。

12mmが終わったらその下を、9mmのアタッチメントに変えて少し短くカットしましょう。

3、グラデーションを入れる。(襟足だけ短くバリカンを入れる。)6mm以下を入れていきましょう。

後ろバリカンセルフカット

最もバリカンのセルフカットで難しいのがこの6mmのバリカンワークです。入れすぎると、短くなり過ぎて白く穴が空いて、いわゆる(とらがり)になって失敗してしまいます。

12mmよりも下の部分だけバリカンを入れる様なイメージで少しオーバーラップしましょう。 失敗するくらいなら、すごく少ない範囲(襟足の下の部分だけ)でも構いません。

4、耳周りのカット

サイドの繋がりの部分もベースカットの要領で短く指間刈り(しかんがり)を入れましょう。 スキバサミを縦に入れることで自然な仕上がりにする事が可能です。

サイドが終わったら、もみあげを整える事でサイドまでのつながりをセルフカットする事ができます。

また、【ツーブロック】【もみあげの整え方】、は別ページでさらに詳しく解説しておりますので、そちらをご覧下さい。

5、スキバサミで馴染ませる。

一度、合わせ鏡で全体のシルエットを確認しましょう。 色が濃い部分だったり、毛束が多く残っている所はスキバサミでカットしてバランスを整えましょう。

おすすめカットツール


今回使用したハサミ

100円均一などでもスキ鋏は売っていますがアレでは上手くカットできません!なぜならクシの目もあらく毛束を均一にすく事が出来ないからです。なので、 少し値段はしますが富士山 シザー カットシザー & セニングシザーを使ってカットした所切れ味もよく上手くカットする事が出来ました。また、ハサミの作りがしっかりしているので毛の固い髪質の人にももってこいのハサミでした。一生使えるカットシザーなので買って損は無いと思います。

"バリカン"もみあげにもセルフカットにも使えて◎


自然なヘアースタイルに仕上げることが出来る「ナチュラルアタッチメント」を搭載していて、もみあげの長さを整えることも可能です。セルフカットで使用することが出来る長さのアタッチメント、6mm、9mm、12mmの長さが付属されています。また、水洗いが出来るので刃を衛生的に保つことが出来るので安心です。

”散髪ケープ”かなりおすすめ!

先にご案内したいのが、この散髪ケープです。

セルフカットを行うと必ずと言っていいほど周りに毛が飛び散って始末が大変になりますが、この散髪マントは裾の部分が折り返しになっていて地面に落ちにくい構造になっていて散らかる心配がないのです。しかも、袖のついた散髪ケープなのでケープ自体が邪魔にならずセルフカットがやりやすくなります。カット以外にもカラーなんかにもお使いいただける優れものです。


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